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「こんな日ぐらい『俺の織姫』とか言ったらどうなんだ、富樫」

飛燕は針を手にしたまま腹立たしげに言った。
目の前にはゴミだか人だかわからないほとくちゃくちゃになった富樫が転がっている。
虫の息だが、なにか呟いたらしい。
冷ややかに見下ろした飛燕はしばらく押し黙っていたが、おもむろに治療を開始した。


「頼むぜ、織姫」
邪鬼の存在感たるや、太陽のようだと影慶は思っていた。
邪鬼がいなくては夜も明けない、半ば本気で思っている節もある。そうまで思いつめる影慶を羅刹などはあやうく思っているが、卍丸はむしろ好ましく感じていた。

その邪鬼、大豪院邪鬼、どこからどうみてもはかなさなどない、立派に燃え上がる存在感の男は不意に翳る。
太陽が翳るように、透けるように消えそうな時がある。
事実あっけないほどに衆目の前で自害をしてみせて、邪鬼という太陽は隠れてしまった。

「あの方がいなくなられては俺はどうしたらいいのだ」
弱音を吐いた影慶にセンクウはブロンドの睫をはばたかせ、
事も無げに言って見せた。
「太陽なのだ、日食で消える事もあろうよ」

だがそれがたったの一日二日の話ではない。
影慶は植物のように細っていった。

赤石嫁ネタにつき続きから

「伊達、とっても好きだ」
「桃、頭が腐ったのかよ。ちょうど発酵日和だったしな」
「アモーレ」
「桃」
「アモーレ!!」
「桃!」




遠くから雷電が走ってくる。ひどくすまなそうに頭を下げて、
「伊達殿、すまぬ。剣殿に蒼天航路をお貸ししたのでござる」
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