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男塾の描写練習をしていきます。 ツッコミ歓迎コメント歓迎
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「邪鬼様のくるまった毛布が、なんだかミルクみたいな香りなんだが…」

「えっ!えぇーっどうしよう俺!顔赤いかも!」
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「うまい」
コロコロ
「甘いものが欲しいからって、角砂糖つまみ食いするのは止して下さい邪鬼様!!」
黙々と狐へ油揚げを与える邪鬼様。

「こん」

もう食べられません、と狐が言っても、
頭をなぜるばかり。

そのうち白銀のみじかな毛並のふるふるする腹を狐が見せて、
邪鬼様がくすぐる。


背中には癒しが花となり。
伊達の頬へ触れようとして、桃は伸ばしかけた腕を引っ込めた。
いぶかしく伊達が思っていると、桃は自らの首筋へ自分の手を触れさせ、そうしてから伊達へと触れた。

ぬくい。

「お前は冷たいから」
態度か、
それとも体温か。

伊達は桃にじんなりとぬくめられた。全身にいたるまで。
心も。
魔女の宅急便の、
キキ、
って、
響きが、
邪鬼、
に、
似てるな、って。




「どうしたのだ、猫の鳴きまねなどして。影慶、邪鬼、と呼んでみせよ」
「………にゃー」


邪鬼様は真っ青になって駆けて行ってしまいました。
「お前、邪鬼様かわいそうだろ…早く冗談でしたって行ってこい」
モヒカン美人猫のリリ卍丸は言いました。



あかんな。
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