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男塾の描写練習をしていきます。 ツッコミ歓迎コメント歓迎
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松尾が嬉しそうにしていた。
「何かあったのか」
Jが尋ねる。
「うふふふ、Jにも分けてやるわい」

松尾は桜餅を一つ、Jに渡す。

しょっぱい甘い、それから幸せ。
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全く伊達という男はうつくしい。
あの傷ですら、なにか神聖な印にすら見える。

「こうしてお前を抱くと、何か汚しているように思う」

散々に好き勝手をしておいて、そう桃は呟いた。
「汚れやしねぇよ、どうせ泥の生まれだ」



天界に咲く、蓮のようなおまえ。

二人が並んだ後姿を見て、富樫は思わず噴出した。隣の桃がなんだと問う、富樫は二人を指差した。
「ヘッヘヘ見ろや桃、」
富樫が言いたいのは二人の腰の位置のことである。
虎丸が猫背気味で蟹股、のっしのっしと歩いているせいもあるが二人の腰の位置はだいぶ違いがあった。
「なんだ?」
桃はまったく気づかない。富樫はヘッヘヘと意地の悪い笑みで桃の背中をたたく。


富樫は気づいていない。
背後で秀麻呂が、
「な、Jよ。富樫の脚、短いと思わねぇか」
とJの肩へ軽く爪先立って話しかけているとは。
「……ああ、いや、その」
「短ぇよなぁ、きっとサッカーむいてるぜ」

「富樫、お前桃にデレデレじゃねぇか」
「ひ、秀…」
「お前男だろ?乙女みたいなリリカル振り撒いてんじゃねぇや」
「だってよ…」
「何がだってだ」
「桃の野郎、こう顔を近づけてくるんだぜ?」
「おう」



「…あいつそりゃあ、えっれぇ男前なんだ」
「富樫俺もう諦めようかな」
富樫がニワトリだったら。

「富樫、お前の羽は俺が手早くむしってやる!」
「な、何の話じゃい!!」


「手羽先までことこととスープに仕立てる!」
「だから!」


「羽は捨てたりしねえ、羽根布団に」
「帰ってくれ!桃!」
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