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男塾の描写練習をしていきます。 ツッコミ歓迎コメント歓迎
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「お前の欲しがった椅子を買ってきたぞ、伊達」
「いつ俺が、」
「ほら、夕食を作っていたお前はプレゼントを見て心から喜んでくれ」
「桃」
「離れることはないと言った俺は少し、何故だかわからないが泣く」
「桃!」



いつかのメリークリスマスごっこ
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ち。
伊達の唇が割けた。
血の珠がぷつりと吹き出る。

「切れたんか、」
虎丸が顔をしかめた伊達を心配そうに見た。
伊達が頷くと、虎丸はスーツのポケットをごそごそやってリップクリームを取り出す。

「塗っとけや」

断る理由もなく伊達はリップクリームを受け取ると唇へ塗った。
「気のきいたものを持ってるじゃねぇか」
「あ、これ?これは」

虎丸はメントールの入ったリップをいきなり目の周りに塗りたくった。次いで鼻の下へ。
目を丸くした伊達へ虎丸は弾けるウインク。
「目覚ましがわりじゃ!」

「汚ぇもの貸すんじゃねぇッ!!」
次の瞬間虎丸は尻を蹴飛ばされ、窓ガラスへと突っ込んで粉々にしながら地面へと落ちていった。
邪鬼様母ネタなので続きへ
「ああ、そうだったのか?フン、俺がお前の誕生日なんぞ覚えているわけがないだろうが」

「………やかましい奴だ。そう怒るな、俺にとって貴様の誕生日がそれだけ取るに足らぬことだったというだけだ」

「フッフフつい本当の事を言いすぎちまった。しかたがねぇ祝ってやる、おめでとうよ」


………チン★


「仏頂面さん、親分のアレって…」
「シッ」
「あれって、わざわざ日付変わって誕生日が終わるの待ってたっちゅうこってすか」
「シ、シーッ!!」

風呂の用意はどうしたッ!見習いは尻をけっとばされて飛んでいく。もちろん手加減はされていた。
深夜零時四分、伊達組の風呂に熱い湯がはられてゆく。
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