貴方が帝王で、
貴方が勝者で、
貴方が誰よりも強くて、
だから、
だから、
慕っています。
そうしらけた顔で告げた影慶。
「そうか」
そう普段の顔で告げた邪鬼。
次の瞬間、影慶のしらけた顔にゆがみを伴って生まれたのは熱、生まれたのは懇願、生まれたのは、
「だからどうかこれからも負けないでいてください、俺の帝王」
俺にずっと追いかけさせて、俺の帝王。
「俺は邪鬼だ、今までもそしてこれからも」
覇王である、
帝王である、
力である、
男である、
邪鬼である。
我が君。
俺の我が君。
影慶は震える声でそう呼んだ。
おかしな日本語だと邪鬼が笑った。
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