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男塾の描写練習をしていきます。 ツッコミ歓迎コメント歓迎
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「ねぇ、じいちゃん」
「あん?サンマならまだ焼けてねぇぞ、箸並べて待ってろや」
「うん、桃さんって、さよなら言わないね」
「あン?」

「さよならじゃなくて、『またな』って言うね」

「あいつァ軟弱だからな。年ィ食ってもしょうがねぇ奴だぜ」

「ふうん」


箸を並べに戻っていく。富樫はこの年になってもなお治らなかった、学帽のつばを引き下げる仕草をして、


「……軟弱なのァ、俺もじゃ」








いくつになっても、
さよならなんかは言わせない。
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「赤石先輩、そんなにいらないって言うなら、自分に下さい」
「……はいどうぞと、猫の子みてぇにやれるかよ」
「…まあ、先輩になついてますからね」
「貴様よりはな」
「……大事にしますよ」
「失せろ」









「おい江戸川、ラーメンでも食いに行くぞ。…何、金が無ェ?ケッ、しみったれてやがるな、いいから来い、…あん?利子?つけねぇよ。奢りだ、行くぞ、早くしろい」









「江戸川さん!今、今ものすごくヒロインポジションにいますよォ!」
伊達の肌は一見美しい、なめらかできめが細かい、美しい肌に見える。

が、よく見れば古い傷が重なりあって細かな模様を成していて、中には目を背けたくなるほどに痛ましい傷が密やかに息づいていた。



「伊達、俺に傷を数えさせてくれ。その傷の数だけ、お前を慈しみたい…俺が」
今にも泣き出しそうな桃の申し出に伊達は目を丸くしたが、すぐにニヤリとふてぶてしく笑って、

「途中でネを上げさせては、やらねぇぞ」


桃は祈るように微笑んだ。
「剣」
「押忍」

「腹が減った」
「押忍、邪鬼先輩。出前でもとりますか」

「……貴様は作らぬのか」
「あいにく、富樫ほどには」



面白そうに邪鬼は目を細めた。
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