雷電先生

雷電嫁ネタ

雷電先生があんなに楽しげにしてらっしゃって、ぼくは歯痒くて悔しくてならない。

先生ったら俗な、金髪碧眼のミラクルグラマーにうつつを抜かしていらっしゃる。

ちぇっ。
「Ｊ…こちらがこの図書館の館長どのだ」
「ああ、Ｊだ。よろしくな」
「館長です、よろしくお願いします。ぼくの図書館へようこそ」

ちぇっ。
先生が連れていらしただけあって、ぼくが館長だと言ってもひるみもしない。けげんな顔もしない。

…ちぇっ。
そんならぼくも大人になるしかないのだ。