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男塾の描写練習をしていきます。 ツッコミ歓迎コメント歓迎
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「最初から出来ないと決めつけるのは、良くねぇ」

珍しく虎丸にしては、正しい事を言った。内心感心しながら、富樫は腕組みをしてうんうんと頷く。

「だな、良いこと言うじゃねぇか、虎」

「じゃろ?へへへ、そんじゃあ、ま」

得意そうに笑いながら虎丸、富樫の学ランの前を開く。
「あ?何をすんじゃい」

「出るかもしんないじゃろ?おっぱい吸わせろや!ワハハ」
「!?」





出ませんでした。
「たりめぇだろ!」
「おっ、富樫、小便か?」
「ああ」
「わしも」



二人連れだって野小便。合体!などとかわいいおふざけが始まる。








「まっ、わしのがデケェな」

第一次ちんこ大戦勃発。
「愛してるぞ、伊達」



かぽーん。


「………出ていけ、湯気が逃げる」
「ああ、後でな」


「桃様!いきなり風呂場に入らないで下さい!私が叱られます!」
仏頂面が悲鳴を上げた。
「フフッ、うっかりしていたな。すまん」


うっかりなわけあるかぁ!仏頂面は叫ぶ寸前であった。
「少し黙れ」
伊達の物言いは、虎丸の口を封じるのに十分過ぎる静かさと、誠意があった。
黙り込んだ虎丸は逃げ場が無さそうに視線を泳がせ、真面目に虎丸へ視線をやる伊達に泳ぎつく。
腹立たしい程の男前には、からかい一つない。正直にまっすぐに見つめてくるのは伊達の常だ、しかしこれほど率直に感情をぶつけられると虎丸、困る。

「わし、その」
「いい。……」


伊達の腕が虎丸を抱いた。
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