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男塾の描写練習をしていきます。 ツッコミ歓迎コメント歓迎
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「ああ、そうだったのか?フン、俺がお前の誕生日なんぞ覚えているわけがないだろうが」

「………やかましい奴だ。そう怒るな、俺にとって貴様の誕生日がそれだけ取るに足らぬことだったというだけだ」

「フッフフつい本当の事を言いすぎちまった。しかたがねぇ祝ってやる、おめでとうよ」


………チン★


「仏頂面さん、親分のアレって…」
「シッ」
「あれって、わざわざ日付変わって誕生日が終わるの待ってたっちゅうこってすか」
「シ、シーッ!!」

風呂の用意はどうしたッ!見習いは尻をけっとばされて飛んでいく。もちろん手加減はされていた。
深夜零時四分、伊達組の風呂に熱い湯がはられてゆく。
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「東証1部上場って言うが、いつまでたっても全部上場になりゃせんのう」


田沢がむつかしい事を言った。
「邪鬼様のくるまった毛布が、なんだかミルクみたいな香りなんだが…」

「えっ!えぇーっどうしよう俺!顔赤いかも!」
「伊達、おやすみ」


虎丸が逆さまにそう言った。
二段ベッドは上でないと嫌だと言って、上段にいるのだが、こうして顔をブラリと覗かせて毎晩おやすみを伊達に言うのだ。

「ああ」
「ん、おやすみ」
伊達の短い返事に、にしゃあと嬉しそうに笑うのだ。



伊達は何気なく喜びを感じた。
「影慶、甘いものを持て」
「いけません邪鬼様、今日は既に昼プディングを召し上がっています」
「……む、」






給湯室のグラニュ糖が消えた。
「邪鬼様ァァアアア!!」
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