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男塾の描写練習をしていきます。 ツッコミ歓迎コメント歓迎
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「富樫、今から少し、ちょっとえっちな事をするぞ」
「そのほうが怪しくって気色悪ィから、普通にケツ出せって言ってくれや桃」
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「影慶、見よ」

邪鬼が影慶に差し出した指、太く硬く長い、四角く分厚い爪のついた邪鬼らしい指。
影慶はほっと見とれてから、その指につままれたものに視線を落とす。

「……髪の毛?」
「白髪だ」

得意げに差し出したのは、邪鬼の髪の毛からたった今引き抜かれた白髪だった。

「………………」



影慶が反応を見せないので、邪鬼はがっかりして去っていった。
とある地方で、初白髪を妻に見せると愛情が深まるという迷信があるということを聞くのは、また別の話
「……とうとうてめぇも、左側へ行きやがったのか。俺を置いて」
伊達の恨みがましい口調に赤石は面食らう。

「てめぇだけは、右側だと思ってたぜ。ああ、富樫の野郎も右側から動かねぇな」

ケッ、
伊達は鼻息荒く去っていく。


抱きしめた直後のあんな反応に、赤石は少しばかり途方に暮れた。
「でな、富樫。全裸で男が走る祭りがあったんじゃ」
「全裸でか?気色が悪ィな」
「おう、マラがブラブラ揺れてな、それが振るマラソンなんじゃ」
「ほぉ、田沢は博学じゃのぉ」
「よう、やっぱり鎧で来てくれたか」

嬉しそうに桃は笑った。伊達は兜の顎紐に阻まれて表情を硬くしたまま、なんだと聞き返す。

「一度その鎧を引ん剥いてやりたいと思ってたんだ」
「台無しだ」

色色と。
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