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男塾の描写練習をしていきます。 ツッコミ歓迎コメント歓迎
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「富樫、お前桃にデレデレじゃねぇか」
「ひ、秀…」
「お前男だろ?乙女みたいなリリカル振り撒いてんじゃねぇや」
「だってよ…」
「何がだってだ」
「桃の野郎、こう顔を近づけてくるんだぜ?」
「おう」



「…あいつそりゃあ、えっれぇ男前なんだ」
「富樫俺もう諦めようかな」
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「俺が強すぎるんだ」
そう言って伊達は虎丸の唇を齧るようにして自分の唇をあわせた。
頭っから丸齧りされるように虎丸はギュと拳を握って耐えている。
あたまがまるでついていかないのだった。
「……いいか虎丸よく聞きやがれ、てめえの空っぽな頭にしっかり叩き込めよ」
「あん?」
虎丸は口いっぱいに飯を頬張ったままコクコクと頷いた。
伊達が何か大事なことを言おうとしている、それだけはわかった。

「…俺は、てめえが、大ッ嫌いだ」
「わしは伊達、おまえが好きだよ」



「…!」
伊達は無言で虎丸の尻を強く強く強く強く蹴り飛ばした。

「な、なんじゃああああああ!!!」


落下していく虎丸の悲鳴を聞きながら伊達、ふんと大きく鼻を鳴らす。
桃がにこにことその伊達を見ていた。
「桃…」
「富樫…」
「桃…」
「富樫…」
「桃…」
「富樫…」
「桃…」
「富樫…」
「も、桃!」
「富樫!」

「うおおっ、桃、桃、桃、桃ぉっ!!」
「富樫ー!!富樫富樫、富樫っ!!」



「鬱陶しいな」
「うん、すごく鬱陶しいね」
秀麻呂はやっぱり羅武湖眼禁止令を出そうと心に決めた。
毎朝のことである。
理由は特にないそうだ。
「伊達、俺はお前が好きだ。お前も俺が好きだ。これってすごいことだな」

いきなり現れていきなり桃は言い出した。

「人の気持ち勝手に語るんじゃねえ」

「語るよりも、実践で示して欲しいタイプなんだなお前って」

「帰れ」
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