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男塾の描写練習をしていきます。 ツッコミ歓迎コメント歓迎
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「てめぇの作る飯はまぁまぁ不味かねぇ」
「……」

富樫の胸に走ったのは、
嬉しい、
であった。
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「桃、今日飯何にすっか」
スーパーを歩きながら富樫。
「俺はなんでもいいよ、お前の飯なら」
「へへ」
「ふふ」





「あ、ももーろにすっか」
「も?」
「ほら、ももーろ」

富樫が取り上げた精肉パックには、
モモ一口と書いてあった。
「お前と言うやつは…!」

きゅん。
あ、と桃が声を上げた。伊達が振り向く。
「しまった、昨日は六月九日だったんだな」
「それがどうした」
いかにも残念そうに桃、
「伊達、六月九日だぜ?」
と繰り返す。
「だからどうした」
「六月九日の語呂にかけて、お前と」
桃が言い終わる前に、急に伊達が火柱を上げた。
「言うな!!聞きたくねぇ!!」



「…ロックバンドが生演奏するバーがあるんだって、言おうとしたんだが…」
「あ?」


フフフお前、何を想像したんだ?
フフフフ俺は一日遅れでも、全然構わない、むしろ歓迎さ。

桃は笑った。悪い人の笑顔だった。
「富樫、結婚しよう」
「!?お、俺らさっき会ったばっかりだぜ!?」
「…なら同棲」
「いや、だから」
「通い婚」
「もも」
「週末婚」
「桃!」












結局、登下校肩を並べて帰る仲で落ち着きました。
塾長は富樫に気まぐれに尋ねた。

「富樫、お前どんな女がタイプなんじゃ」

富樫、そろと頬を赤くして答えようと口を開く、

と、桃が照れたように頭を掻いた。

「いやぁ」
「も、桃おめぇが何で照れる!?」
「聞きたいか」
「い、いや…」


よきかな、塾長がドラ声で吠えて大いに笑った。
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